お酒は怖い

男性のある恋愛話お酒を飲み過ぎると、本性が現れるというんでしょうか。人それぞれに「どう変身するか」で差が出るものですね。何も面白くないのに笑い出す人もいますし、何も喋らなくなる人もいますし、服を脱ぎ出す人もいますし、様々です。そんな中、彼の場合は「泣き出してしまう」という泣き上戸に変身するのでした。彼がそんな能力(?」を自覚したのは大学生のとき。飲み会で飲み過ぎて、記憶が吹っ飛んでしまいました。

しかし、翌日。彼は周囲から教えてもらうのでした。「おまえ、なんであんなに泣いてたわけ?」「え?」それで彼は自分の醜態を知ったのでした。しかし、それは「たまたま」だと開き直った彼。あまり気にせずに飲み会で飲みまくります。

しかし、毎回、彼は泣くのです。「これは、もうどうしようもないな」。彼はようやく自分の能力(?」の恐ろしさを知るのです。その泣き方というのは、いろいろなパターンがあるようで、「皆、ありがとう。本当に皆と会えて幸せだよ!」というパターンもあります。また、「俺なんてクズなんだ。粗大ゴミなんだよ!」というネガティブな泣き方もあります。

他にも「どうして世界から戦争は終わらないのさ?」というパターンなどバリエーションは豊かです。しかし、どれも共通しているのが「周囲に迷惑をかけている」ということです。このことを彼も自覚していて、社会人になってからは「飲み過ぎないこと」を信条に毎日を生きるようになったのです。

しかし、彼はやってしまったのです。そのシチュエーションというのは、好きな女の子と一緒に飲みに行ったときのことでした。「この場面で変身してしまったら、デートなわけで、彼女以外に俺を介抱してくれる人はいない。今夜は特に気をつけなければいけないな」彼は前もって、このように自分を律していたのです。しかし、緊張と酒豪の彼女の影響で泥酔。彼は変身を遂げたのです。結果、彼は彼女と付き合うことになったのです。それは「君を好きすぎて辛いんだ」という泣きながらの告白が功を奏したからなのでした。「彼女には言えないけど、自分で告白した記憶がないからどうして付き合えているのか未だにわからない」そう彼は言っていました。ラッキーとしか言えないエピソードです。